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2026年5月27日 2時間前

セールスフォースのベニオフCEO、生成AIを「コモディティー機能」と位置づけ

注目 ビジネス 🌎 北米

米ソフトウエア大手のセールスフォースは、5月27日の第1四半期決算発表を前に、ウォール街の見方が分かれている。1株利益は3.12ドル、売上高は110億5000万ドルと予想され、株価は火曜日の終値で179.08ドルだったと報じられている。

起こった背景

セールスフォースは、過去10四半期のうち7回で売上高予想を上回ったと伝えられている。直近の第4四半期でも市場予想を超えた。今回の第1四半期は、前年同期の1株利益2.58ドル、売上高98億3000万ドルとの比較で、増収増益が見込まれている。

一方で、セールスフォースのマーク・ベニオフ最高経営責任者は、生成AI(文章や画像を自動で作るAI)を「ただのコモディティー機能」と述べた。顧客データと主力製品があるため、AIは製品を弱めるより補強すると語った。株価は年初来で25%以上下落している。

AI評価の転換点

この局面では、AIが企業向けソフトウェア企業を脅かすのではなく、製品を強化する補助的な機能として扱われ始めた点が大きい。ベニオフ氏は、大規模言語モデルは「ただのコモディティー機能」だと述べた。

株価が年初来で25%以上下がった事実は軽い材料ではない。市場はAIの説明だけでは納得せず、顧客基盤を利益に変える速さを見ている。

発言が示す企業戦略

この発言が特異なのは、AIを大げさな成長物語にせず、企業向けソフトの部品として位置づけた点にある。ベニオフ氏は「すべての大規模言語モデルは同じだ。最も低コストのものを使って、それを組み込むだけだ」と述べた。

論点は技術競争ではなく、AIがソフトウェア企業に重荷になるのか強化するのかにある。ベニオフ氏は、AIによってソフトウェア企業が苦境にあるのではなく、逆に力を得ていると示唆した。

今後の予測

今後1~3カ月で、セールスフォースはAIを前面に出しつつ、受注や収益の数字で安心感を示す展開が強いと予想される。経営陣が低コストの大規模言語モデル採用を続ければ、AI投資の重さは抑えやすい。

ただし、成長率が市場の期待を下回れば、AIを使う説明よりも利益の伸びが先に問われる。投資家は生成AIの新規性より、既存顧客からどれだけ売上を取れるかを見るはずだ。受注が強ければ評価は戻りやすく、数字が弱ければ売りが先に出る。

📰 情報源(元記事) ※本記事は上記2つのソースを照合・比較した独自分析です。元記事の転載ではありません。