ルビオ国務長官、イラン合意に「かなり堅い案がある」月曜日の決着も視野
米国のマルコ・ルビオ国務長官は、インド訪問中の25日、米国とイランの交渉で「かなり堅い案がある」と述べ、早ければ月曜日にも合意に至る可能性を示した。交渉はなお進行中で、60日間の停戦延長やホルムズ海峡の再開、イランの核開発をめぐるさらなる協議が含まれると報じられている。
起こった背景
ルビオ氏はインドの首都デリーで記者団に対応し、米国側は「急がない」姿勢で交渉を続けていると説明した。トランプ大統領は前日に、交渉担当者へ「合意を急ぐな」と指示したと明かしていた。
ルビオ氏は「かなり堅い案がある」と述べ、ホルムズ海峡を再開できる能力について触れた。ホルムズ海峡は世界の原油とLNGの20%が通る要衝だ。
合意が揺れる理由
ルビオ氏は、米国とイランの交渉について「かなりしっかりしたものがテーブルの上にある」と述べた一方で、「まだ作業中だ」とも語った。トランプ氏は交渉担当者に「急いで合意に飛び込むな」と指示したとし、早期決着を避ける姿勢を示した。
ルビオ氏はまた、「イランからの返答を聞くには少し時間がかかる」と述べた。米側は、イランの能力次第でホルムズ海峡を再開できる見通しに言及している。
これって何が重要?
ホルムズ海峡は世界の原油と液化天然ガスの20%が通る重要な水路で、合意への期待から月曜日には原油価格が大きく下落し、アジアの株式市場は上昇した。
報道によると、協議には60日間の停戦延長、ホルムズ海峡の再開、イランの核計画をめぐる追加交渉が含まれているという。
今後の予測
今後1〜3カ月は、米国とイランが段階的な条件整理を進める可能性が高い。60日間の停戦延長や海峡の扱いを先に固め、その後に核開発協議へ移る流れが想定される。短期の合意ができても、最終文書までには複数回の修正が入るだろう。
ただ、イラン側の内部対立が強ければ、米国は接触相手の実権を見極める作業を続ける。相手の統制が弱いままなら、発表済みの枠組みは動いても実施は遅れると予想される。市場は合意文言より、海峡が実際に開くかを先に見る展開だ。








